個人・夫婦(カップル)・家族のための相談室併設/心理療法の実践・研究・教育訓練のための研究所

統合的家族療法理論講座 追加募集

統合的家族療法理論講座 追加募集

(全8回録画視聴)

本講座は、2024年5月18日(土曜)から12月14日(土曜)までの計8回の講座の追加募集です。録画視聴のみとなりますので、予めご承知おき下さい。

コロナ以降、様々な心理臨床現場に夫婦・親子・家族の問題が持ち込まれるようになり、どのように対応したら良いか分からず困っているという声をよく耳にします。臨床心理士、公認心理師養成カリキュラムの中でも、家族心理学や家族療法はわずかの時間しか取り上げられず、現場に出てから手探りの状態で家族と関わっている専門家も少なくないでしょう。どのような現場であれ、家族に適切に対応できるかどうかは、家族をどのように理解しているかにかかっています。

この講座では、システムとして家族をどのように理解するか、家族はどのような危機に直面し発達していくかといった初歩的なテーマから始まり、代表的な家族療法理論、家族合同面接におけるセラピストの基本的態度と技法について解説し、個人面接と夫婦・家族合同面接の統合的活用という応用的なテーマまで扱います。家族心理学や家族療法について初めて学ぶ方、個人療法を中心に実践しつつクライエントの家族関係の理解や介入について学びたい方、家族療法を学んだことはあるけれど、現在のコミュニケーションや関係性だけでなく、家族一人ひとりの心の世界や家族の歴史を大切にするアプローチを学びたい方など、多くの方のご参加をお待ちしております。

講座内容

各回約2時間30分 全8回 計約20時間

  1. 関係性を中軸とした統合的アプローチ、システムとしての家族
  2. 家族の危機と家族ライフサイクル
  3. 構造派家族療法・家族合同面接におけるジョイニング
  4. 多世代家族療法Ⅰ:Bowen, M.の家族システム理論・ジェノグラム
  5. ブリーフ・セラピーとナラティブ・セラピー
  6. 多世代家族療法Ⅱ:Boszormenyi-Nagy, I.の文脈療法・家族合同面接における多方向への肩入れ
  7. アタッチメント理論を基盤とした家族療法
  8. 個人面接と夫婦・家族合同面接の統合的活用
講師IPIスタッフ
野末武義・藤田博康・岩井昌也・北島歩美
対象臨床心理士、公認心理師、臨床発達心理士、家族心理士、家族心理士補、家族相談士、スクールカウンセラー、教育相談員、大学カウンセラー、生殖心理カウンセラー、産業カウンセラー、認定カウンセラー、児童福祉司、児童心理司、家庭裁判所調査官、精神保健福祉士、医師(精神科・児童精神科・心療内科・小児科等)、看護師等。
心理、福祉、教育、看護系の大学院生。
定員と申込期限

300名 2024年11月14日(木)まで

参加費

44,000円(税込)

録画視聴と配信2024年11月17日(土曜)よりVimeoで配信予定。視聴期限は2025年1月末まで。
研修ポイントと
研修証明書
  • 参加者の割合が基準を満たせば、臨床心理士の研修ポイント取得可能。ただし、臨床心理士資格認定協会へのポイント申請は、第8回録画視聴終了後の2025年2月以降の予定。申請後承認されるまで、2〜3ヶ月程度かかる見込みです。
  • 家族心理士・家族心理士補・家族相談士継続研修ポイントになります。
  • 研修証明書の発行は、すべての回の視聴後アンケートにご回答いただくことが条件となります。
お願い
  • Peatix、Vimeo等の登録・設定やトラブルへの対応はご自身でお願いいたします。
  • ご入金後の返金には対応しかねますので、ご理解の上お申し込み下さい。
  • 請求書払いには対応しておりません。
  • チケットを購入された方のみ視聴可能です。職場や家庭等で購入者以外の方が視聴すること、視聴のためのURLやパスワードを他者に送ることはご遠慮下さい。
  • 講座の録画、録音、スクリーンショット等による画面の撮影、他者との共有やSNS等インターネット上へのアップロードはご遠慮下さい。
  • 領収書が必要な方は、Peatixのサイトから発行して下さい。

 

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